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お困り事はなんでしょう?

土木の現場のお困りごとを、是非お聞かせください。
それぞれの現場に合わせた最適な計測をお客様とともに考え、ご提案させていただきたいと思います。
このページでは当社で取り扱う主な計測システムや、過去の計測事例をご紹介いたします。

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お困り事はなんでしょう?

過去の計測事例

スピードガンを使った車速検知システム

山間を流れる幹線用水路の改修工事の現場で、現場出入口に警備員を配置させ誘導にあたらせる計画となっていました。立地の関係上警備員からの見通しが悪く、速度超過の車両への検知・対応に一工夫する必要がありました。
そこで当初の計画では、警備員からの認識が難しい死角となる位置に速度検知機能付き警報装置を配置し、速度超過の一般車両があった場合に無線で警備員に通報し工事用車両との衝突防止を図る予定でした。
しかし計画していた機材が量的に不足しており入手が困難で、メーカー側でも既に製造を中止していたために、施工者の方は困っていた様子でした。

対応

他の機器を納入予定であった弊社に該当機材も準備してほしいとの要望がありました。

該当機材に代わる商品は市場にはなかったので、球速を測るスピードガン、無線発信機、バイブレーション機能付きの腕時計型警報受信機とを組み合わせたその現場オリジナルのシステムで対応をした結果、発注者との履行責任を果たすことが出来たことを喜んでいただきました。


コンクリート充填センサ

コンクリートを打設するときに、型枠の隅々までコンクリートがちゃんといきわたっていることを確認したい場合、センサを使って充填の確認を行うのが一般的になっています。
センサを用いた充填管理が行われるようになった当初によく使用されていたセンサには、光が遮られるとコンクリートが充填されたと判断するタイプや、温度変化を検知するタイプなどがありました。
しかしこれらのセンサを利用した現場からは、センサ周辺にまだコンクリートが充填されていないのに反応してしまう誤作動がよくあるという声が聞かれました。
その原因は、ブリージング水や気泡(アク)などに反応してしまうためでした。

弊社でも実際にこのタイプのセンサを使って充填確認用のシステムを構成したところ、明らかにセンサの反応が早すぎることから、やはり現場で聞いていたのと同じ誤作動が起きているなと感じました。

対応

そこで次に着目したセンサは、電極を使用して2点間の導電率を検知するタイプのものでした。
このセンサの長所は、検知する導電率の範囲を調整できるところで、コンクリートにだけ反応するように調整することで、水や気泡による誤作動をなくし、充填確認をより的確に行えるようになりました。

もともとこのセンサは水路の水位上昇を検知するためのシステムに使用していたセンサでした。水路用システムの製作の際に、ただ単純に水を検知するだけではなく、抵抗比などによって反応する領域を指定できる機能があることに気が付きました。そのときの経験が活きて、このセンサを充填確認用システムに採用することに思い至りました。


エリアセンサーを用いた危険区域警報装置

携帯電話のアンテナ工事の現場では、毎年全国で数名の方が転落事故により尊い命をなくされています。
しかし一方では管理者の人員削減が望まれ、そのような状況の中で作業員の安全を監視する装置がほしいとの要望がありました。

対応

回転式レーザーセンサを用いて、危険エリアへの立ち入りを警告するシステムを構築しました。
センサの監視範囲内であらかじめ行動可能エリアを座標で指定しておき、作業員がそこから外れて危険区域に進入した場合、パトランプを稼動させて注意を促します。

また、同じセンサを使用して、施工境界監視センサーとしての用途にも対応しています。
主として鉄道境界や歩道境界、高架下の高さ制限など、施工エリアと進入禁止箇所が隣接している現場での安全管理に活用されています。


デジタルレベル

既設構造物の動態観測では、測定機器は24時間ずっと外の環境にさらされた状態になります。どの程度の観測誤差があるかを考えたいときにも、気温や日射量などの環境要因が日々変動しているため、判断するのがむずかしいことが多くあります。
また、当時複雑な機材構成の観測が多くなってきたことから、施工の容易な非接触型の計器へのシフトチェンジを考えていました。

そんな中で目に留まったのが、工業分野で使われているデジタルレベルでした。
しかし測量器は24時間通電したまま、観測したままの状態は一般的ではありません。それに加えて、厳しい外の環境にさらされつづけるため、耐久性の面から徐々に精度が怪しくなることもあるのではないかと気にしていました。

対応

気になる耐久性の検証もかねて、鉄道の変状観測を皮切りに現場での実稼動をスタートさせたところ、環境変化による影響はほとんどなく、耐久性の点でも動態観測への適応性は充分あると判断しました。
昨年(2013年)も地下鉄駅舎の動態観測で採用されています。

工業用で分野が違うから使わないというのはもったいない。
既存の機械を最大限に使っていく努力をするのも計測屋の仕事です。


車両検知システム

この現場では作業場所が上下の段に分かれていて、上段の掘削箇所のすぐ下を工事車両が通行していたため、落石や崩落による危険を回避するための安全策を講じる必要がありました。
施工者の方が希望されていたのは、車両が下を通行する間だけ上段の作業をストップさせるために、下段道路に車両が進入してきたときにその存在を上段の作業者に知らせるための注意喚起システムでした。
ただ、当初予定されていた機材は工事予算を考えると価格が高すぎたため、何か代替で提案できるものはないかと相談を受けました。

対応

センサライト(動くものを感知すると点灯する照明装置)のセンサ部分を利用し、ライトの代わりに無線警報発信装置を組み付けて、車両を感知すると上段の作業員の所持する警報受信機を作動させるシステムを製作しました。
余分なものを省いた最小限のスペックの機器構成で、機材費を大幅にカットすることができました。

このシステムでは結果として、施工会社の本社技術部の方から機器の組み合わせの発想について好評を頂くことができ、今後この機器の使い道をどう発展させていくのかというヒアリングを受けました。